広瀬 謙一(as、ts,fl,bcl,etc)
木管楽器のみならず、金管全般、およそ筒状のものはすべて吹きこなすスーパーマルチプレイヤー。2006年6月から「なんぼ」に参加し、思いのたけを込めた渾身のアドリブを披露する。音楽に対して探究心を絶やさない独自の姿勢は文字通り「なんぼ」の精神的支柱となっている。またオリジナル楽器「ヒロリフォン」を作製。今のところ世界で唯一のヒロリフォン奏者として注目を集めている。 |
田中 啓三(p、arr)
音楽全般、特にマニアックな音楽に対する造詣は山陰でも屈指。「なんぼ」ではピアノの他にもアレンジ全般を手掛けているが、宇宙感覚とも言える独自のハーモニーセンスで己の世界観を構築する。「半音上はIN」と言わんばかりの調和を否定する音群をトータルで調和させる、いわゆる「田中マジック」で、結成以来、「なんぼ」のカラーを創り上げてきた。迎合を排してひたすらストイックに音を追究する異才。
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日浦 香織(Harp)
日本でも珍しいジャズコンボの中のハープ奏者。もちろん山陰では唯一無二の存在。混沌とした音塊の隙間を縦横無尽に駆け抜けるグリッサンドが持ち味。常識の枠にとらわれない発想も持ち味。重さ約80kgにもおよぶハープを5〜6人でステージに搬入する様は、「なんぼ」の風物詩でもある。近年は毎回参加という訳ではないが、ここ一番で存在感を示している。
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